さよならとはじめまして

百聞は一見にしかず

KING OF PRIMS-PRIDE The HERO-

こんばんは、久しぶりのブログ更新です。

今回はブログのタイトル通り映画の感想を書き殴る内容です。未視聴でネタバレが嫌な方は見ないことを強くお勧めします。

 

 

 

私が「KING OF PRIMS」(以下キンプリ)に出会ったのは一年とちょっと前でした。

知り合いに誘われ劇場に足を運んでみたのは良かったんですけど初見から応援上映だったのもあり冒頭から「????」という状態。

そもそもプリティーリズムシリーズすら見たことがない私には未知の世界以外の何物でもない光景が繰り広げられていました。

それから何度か劇場に足を運び、上映期間が終わってからは円盤で繰り返しキンプリを観ましたが全てを理解するには至っていないと思います。

 

そんな私は遅ればせながら6月15日にキンプラ、通常上映と応援上映二回観てきました。なるべくネタバレは見たいようにしていて断片的にしか概要が掴めていなかったのですが、通常上映が終わる際、自然と拍手をしていた自分に驚きました。前作同様、最初に抱いた感想は「なんでこの作品60分でまとめようとしたんだ?」でした。

 

 

 

ここからは内容についてあまり触れないように感じたことをふたつ、話していきたいと思うのですが、念頭に置いて欲しいこととして、こちら筆者の考えで一部批判的に見える部分があるかと思います、ご了承いただければ幸いです。

 

ひとつめ、私の推しは太刀花ユキノジョウくん(以下ユキ様)なのですが、二作品どちらでもなんとなく影が薄い印象が強かったです。推しの贔屓目なのかもしれませんが。

生来、完成されたものよりもこれから伸びていくものを応援したくなる性分の私は、キンプリで確固たる地位にあるOver The Rainbow (以下オバレ)に正直あまり興味がありませんでした。しかし、キンプリ終盤からキンプラにかけて挫折して、それでも諦めずにアイドルとしてのきらめきを追い求める彼らを応援せずにはいられませんでした。いつの間にか「頑張れ、頑張れ。」と応援していたのです、驚きました。もう成長しきって人気アイドルだと思っていたオバレのメンバー各々(主にヒロとカヅキ先輩ですが笑)が自分自身を見つめ直して、自分と向き合って、理想に近付こうとしているのを見て胸が熱くなりました。

この時、私は初めてオバレを好きになれたんだと思います。本音を言ってしまいますと、プリリズからの既存キャラであるオバレ「優遇されてるなー」くらいの気持ちで前作を観ていたのでこんなに好きになれると思っていなかったんです。オバレのことを好きって思えるような作品にしてくれてありがとう、菱田監督。やっと本当の意味でキンプリという作品を心から楽しめたと思う。

前作は応援上映面白いし、友達と話しながら観れるからという軽い気持ちで劇場に足を運んでいたのですが、キンプラは前しか向いてないので「1人でもいいから一回でも多く観たい」という気持ちが大きいです。こんなに劇場に行きたいと思ったのは初めてです。

 

ふたつめ、Twitterで「初めて見るキンプラは一度しかないから初回は特別な気持ちで見て欲しい」(意訳なので間違っているかもしれません)という旨のツイートをお見かけして初回を観に行ったのですが、正直これに関しては毎回新鮮な気持ちで観ているので、私の意見を言わせて頂くと「毎回、新しいことに気付けてそれの答え合わせを自分でしてまた心機一転して観にいくから全部が初回のようなもの」なんです。キンプラを観てからプリリズシリーズのオバレが出てくるレインボーライブの視聴を開始したのですが、それも相まって「あ、こここの間レインボーライブで見た景色だ。」とか「このプリズムジャンプ○○ちゃんのだ!」とか沢山、沢山気付けるところが多くてとても楽しいです。

「もう二作目だし元ネタの方知らないから……」と敬遠されている方がいるのであれば、是非一度キンプラ見て頂いて、興味を持ってもらえるのであればレインボーライブの方も!と思います。

 

 

長く続いている作品になればなるほど新参だし、と思ってしまう方もいらっしゃると思います。しかし、私が1番伝えたいのは「作品と出会うタイミングは人それぞれであって、それを非難する権利は誰にもないこと」と「好きになってすぐが多分1番楽しい時期だから大丈夫、好きって胸を張って言っていいんだよ!」ということです。

 

 

長くなってしまいましたがこちらで終わりにしたいと思います。

最後に一言だけ、失礼します。

カケルとタイガくんっていつの間にあんな仲良くなったの?